カボッチャマンブログ

映画、読書の感想、悩み事、楽しかったことなどいろいろ書きます。

読書感想「言語化の魔力」第1章~第2章

こんにちは。

 

樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」を読んだので感想を書きます。

と、いつものように書き始めましたが、まだ全部で9章(1~8、最終章)あるうちの1,2章しかまとめられていないため、とりあえず、そこまでにします。

 

私は、樺沢先生の本をこれまでもたくさん読んできました。樺沢先生の本は、いろいろな悩みについて、具体的にどうしたらよいかを事例を挙げながら解説されているため、とてもわかりやすいと私は思います。

 

それでは本題へ。

 

第1章 悩みは解決するな

【概要】

〇悩みの特徴

①つらい、苦しい:ネガティブ感情

②どうしよう:対処法がわからない

③どうしようもない:停滞、思考停止

 

〇悩みは解決しなくて良い、解消すれば良い

悩みの原因を取り除くのは難しい。

やれることをやっていく中でー10がー9になれば前進していることを実感できて、状況が改善する。

 

〇悩みのメリット

①人生のスパイス

困難なこと、トラブルが全くなければ人生はつまらない

②心の筋力トレーニン

日常生活ではかからない負荷をかけることで自己成長する

③成長の道しるべ

悩みは自分の短所、欠点、不十分なところに関連して起きる。自分の成長のチャンス

 

成長とは

昨日できなかったことが今日できるようになっている、新しいことが昨日より早く(効率よく)できているようになること

 

【感想】

スタートから衝撃を受けました。悩みを解決するためにどうしたらよいかが書いてあると思って、この本を読んだからです。ただ、言われてみて確かにそうだなと思いました。悩みが解決できないからまたさらに悩んで・・・という悪循環に陥って、辛くなっていました。そもそも解決することを目標にしてしまうのが間違っていたと気付くことができたのは、心が救われたようでした。

少しでも前に進んでいるのが実感できれば、希望を持って次に取り組めるし、辛いという気持ちが残っていても行動する元気は残ると思います。

悩みなんてない方が良いと思っていましたが、悩むことで自分が成長するのは間違いないと思います。悩んでいるときは確かにつらいことばかりですが、今振り返ると、協力してくれる人とのつながり、なんとなったという自分への自信、ほかの人が悩んでいたら協力したいという気持ちを得られること、色々な学びがあったと思います。

 

第2章 悩みを分析する3つの軸

【概要】

1 コントロール

どうにもならないことが最も大きなストレス

同じこと(例えば仕事)をやっても、自分がコントロールできるかどうかで感じ方が違う

 

〇コントロール感を取り戻す3つの言葉

①なんとかなるさ

人間は危険を察知すると脳の扁桃体から危ない!気を付けろ!と警告が出る

脳の前頭前野から扁桃体に言葉が流れると扁桃体の興奮が抑制される

 

②できる

本当は無理だと思っても「できる」と言うとドーパミンが放出され、注意力、集中力、記憶力が増強され、パフォーマンスが上がる

「できる」より「できた」の方が効果が大きい

自分が達成したときの状況を想像しながら言うのが良い

 

③やれることをやれる範囲でやっていく

高すぎる目標は百害あって一利なし

無理をすれば心や体を壊す

原点回帰してやれることをやっていくしかない

 

〇コントロール感を失う言ってはいけない言葉

無理、もうダメだ、あーどうしよう

 

2 時間軸

過去のことを後悔したり、将来のことを不安に思って悩んだときは、今にフォーカスすることが大切

過去の失敗:それはそれとして今できることは何か?

将来の不安:そうならないために今できることは何か?

 

3 自分軸

過去と他人は変えられない

今悩んでいることは自分の悩みか、それとも他人の悩みか

自分の行動によって状況を改善できるように悩みの設定を変える

 

【感想】

過去の失敗を引きずったり、起きるかどうかもわからない将来のことを考えて不安になったりすることがよくあります。考えても仕方がないのにずっと考えてしまいます。考えないようにしようとしても、中々難しい、そんなとき、この3つの軸で今の悩みを紙に書くとやるべきことが見えてきて、その行動をやり終えると、なんだかスッキリします。何で悩んでいたのか不思議なくらいに思うこともあります。悩んでも仕方がないじゃんと本気で気付けることもあります。他人にどういわれても気になって仕方がない場合にはやっぱり自分で行動して納得するしかないんです。

その方法の1つとして、この3つの軸で考えるのはとても有効なものだと思います。

 

ひとまず今日はここまで。

また続きを書きます。