こんばんは。
前回に引き続き言語化の魔力の感想を書きます。
第5章 自分だけで悩まない(視座転換その2)
【概要】
1 他人の視座で見る
1人で1週間悩んだらそれ以上は無駄
自分1人で頑張ることは「美徳」ではなく「時間の無駄」
相談しよう、検索しよう
2 他人になりきる
空想や妄想で良いから、自分の尊敬しているになりきって考えてみる
〇他人の視座に転換する質問
・〇〇ならどうする?:他人の行動、思考パターンをシミュレーションしてみる
・なぜ〇〇は××したのか:相手になりきって、相手の感情、気持ちを想像してみる
・もし自分がその立場ならどうした:状況を再現して(想像して)改めてニュートラルに観察する
3 未来の視座をもつ
①今できなくていい
最後にクリアできればいい。
試験勉強、仕事のプロジェクト、今できなくても〇か月後、〇年後、にできるようになっていればいい。
②時間を味方につける
・様子を見ながら待つ
・「様子を見る」のはいいこと
・時間をおく
病院にかかってもすぐに治らない病気、失恋したときの悲しみ、家族やペットとの死別など時間をおくことで解消する。
時間をおくことで
・思考の整理:じっくり考える時間をもてる
・感情の整理:感情が整理される
・効果が現れるまでの期間:足踏み状態を乗り越える
・忘れる:辛いできごとも時間とともに忘れる
③未来の仲間を信じる
自分1人でできなくても仲間と力を合わせればなんとかなる
〇未来の視座を得る質問
「〇か月後(〇年後)に△△を達成するために今すべきことは?」
自分にはできないと最初からあきらめない
未来の視座を持って半年後、1年後の自分を信じてみる
半年後、1年後から逆算して今すべきこと(TO DO)を明確にする
【感想】
何となく日本人は、自分1人で解決することが素晴らしいことと考える傾向にある気がします。何でも自分でできることが偉いみたいな。確かにできたらスゴイと思いますけど、一人でできることなんて限界がありますし、会社に勤めていれば自分の成果の前に会社全体として利益を上げられるかを考えなければなりません。そんな時、自分の評価を気にして結果が出なければ本末転倒です。それなら、他人を頼って結果を出した方がよっぽど会社のためになります。
現状ではできないことでも、半年後、1年後ならできるかもしれないのに、今の自分の能力でできるできないを判断して、チャレンジしないのはもったいないですね。仕事なら他のひとにも迷惑をかけるのでまだしも、プライベートならチャレンジしてみてダメでも誰にも言わなければ知られることもありませんし、お金と時間を失ってしまいますが、チャレンジした経験は残ります。
少し先の自分を信じてみるのは難しいですが、もしダメだったとしてもダメージの少ないところから始めてみれば、案外大丈夫じゃんと気付けるかもしれません。