カボッチャマンブログ

映画、読書の感想、悩み事、楽しかったことなどいろいろ書きます。

ギター教室、初めての弦交換

おはようございます。

 

昨年の10月にギターを購入したときの記事を書きました。そのときには、買ったことを後悔していると書きましたが、実はちょこちょこと続けていました。ちょこちょこどころか、某音楽教室に通ったり、演奏グッズを買ったり、どんどんのめりこんでいます。一昨日は、初めて自分で弦交換もやってみました。1時間くらいかかった上に張り替えた弦の見栄えもあまりよくなく、お店に依頼した方が良かったかなとも思いましたが、意外にやればできるものだなという発見になりました。

譜面台、足置き、指板クリーナー、ポリッシュ、カポタスト、チューナー、ギタースタンド・・・どんどんとグッズが増えていきました。音楽教室代も1回30分、月3回で月額12,100円と決して安くありません。ギターはお金のかかる趣味です笑。ギター本体も私が買ったのは38,000円くらいでしたが、10万円を超えるものもたくさんありますし、楽器屋さんにいくと100万年近いものもあります。

買ったばかりのときは、思ったとおりに弾けないし、指は痛いし、何も楽しくありませんでした。それにお金を結構な額かけてしまったことに後悔を引きずっていたのを今でも覚えています。もうすぐ1年が経ちますが、そのときにどれくらい弾けるようになっているか楽しみです。最近は曲のスピードを落としながら、色々な曲を弾いています。テキストに載っている曲も満足に弾けませんが、自分の弾たい曲を弾くことを優先しています。楽しくないと続かないし、何より楽しむために始めたわけですから。

何かを始めるときは、お金と時間がかかるし、それによって失うもの、諦めなければならないものが当然でてきます。その分の時間とお金を資格勉強に充てていれば今頃はもっと自由な生活ができていたかなとか、人との出会いに使っていたら、素敵なパートナーが見つかっていたかなとか考えることもありますが、とりあえず今はギターが楽しいのでOKとしています。

最近は、音楽理論の勉強もしています。今まで理論の勉強なんて全くしたことがなかったので分からないことだらけですが、意味も分からず弾いていたところの音の仕組みが分かったりすると楽しいと感じることもあります。

音楽に触れて来なかったアラサーでも楽しんでギターを弾くことはできます。

皆さんも何かやってみたいと思うことがあったら、思い切ってやってみることをおすすめします。やってみて合わなければやめれば良いんです。合わなかったことに気付けたことにも意味があります。次に何かをやるときの判断材料になりますから。

ただ、合わない、やめる、の決断をするまで少し本気で取り組んでみてください。

私はギターを買ってすぐ、合わないからやめよう、と思いギターを売りに行きました。買取金額はおよそ12,000円。買ったばかりなのに3分の1以下の金額になると聞いて、それはちょっとと思い、考えなおしました。それでもやっぱり売ろうと思い、ギターを買ったお店に買取を依頼しました。そのとき、「もう少しやってみたら?」と店員さんに言われ、踏みとどまりました。そこから教室に通うようになり、暇があればYouTubeを見て勉強したり、毎日ギターを弾いたりするようになり、少しずつ弾けるようになってきました。

100メートル走をしたことがあるから、ウサイン・ボルトの凄さが分かるんです。マラソンをしたことがあるから高橋尚子の凄さが分かるんです。受験勉強したことがあるから東大生の凄さが分かるんです。何でもやってみるとその世界のトップの人の凄さが分かります。毎日練習するのなんて当たり前、人より努力するのなんて最低条件、そこにセンスや情熱が加わっていくんだと思います。

テレビで見るアーティストがギターを簡単そうに弾きながら歌まで歌ってるの見て憧れて始めましたが、どれだけ練習したらああなれるのか想像もつかないくらい凄いことをしています。

学生時代にギターやドラムをやっている人がいましたが、当時は全く興味がなく、何がそんなに楽しいんだろうか疑問でした。楽器って一人でやっても楽しいですし、仲間と一緒にやったらもっと楽しいんだと思います。きっとそれを知ってたのでしょう。両手を全く違う動きにして、頭を使って、必死に練習して。

今はコロナであまりありませんが、音楽を通して何かつながれるコミュニティのようなものに参加したいと思っています。誰かと一緒に音楽をやりたい、1曲合わせたい、そう思う今日この頃です。

今ではギターをやっていて本当に良かったと思います。あのとき引き留めてくれた楽器屋さんの店員さんには本当に感謝です。あの店員さんは本当に楽器が好きなんだと思います。きっと楽器が好きで楽しさを知っていたから、すぐになんて弾けるわけないけど練習すればある程度は弾けるようになることを知っていたから、多くの人にそれを感じて欲しかったから、あの言葉が出たのだと思います。情熱がない人だったら、中古で安く仕入れて利益乗せて売れば良いと思い、すぐに買い取ってくれたと思います。

 

ギターを始めていろいろなことに気付きました。音楽の世界の厳しさ、楽器を演奏する楽しさ。

 

みなさんも楽器に限らず、何かやりたいと思ったことがあればぜひやってみてください。やらない後悔よりやって後悔の方が良いと思います。年齢を重ねごとに新しいことへの挑戦はしににくくなります。周りの目、家族のこと、意欲の低下、やらない理由はいくらでも作れるからです。でも自分の感情に嘘をついているといつか我慢できなくなるときがきてしまうと思います。誰も自分の人生に責任をとってくれません。

今日から始めましょう。何かの宗教か、安い広告みたいになってしまいましたが、本当にそう思っています。

 

それでは。