カボッチャマンブログ

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読書感想「レジリエンス入門」

こんにちは。

 

今回は、内田和俊さんが書いた「レジリエンス入門」の感想を書きます。

 

感情はコントロールできない、思考と行動はコントロールできる。

どんなときにどんな感情が強くなるのかを自覚することが改善の第一歩。

物事の悪い部分をみようとするのは自然なこと。1万年前から脳の構造は変わっておらず、昔は危険をいち早く察知し行動することが生きることに直結していた。ネガティブなことばかり考えてしまうから、その3倍ポジティブなことに注意を向けるくらいでやっとバランスがとれる。

マイナスの感情に支配されてしまうのは、過去にそれで得をした経験があるから。子供の頃は、悲しそうにしていれば親や周りの人が優しい言葉をかけてくれたり、励ましてくれたりした。その経験があるから、マイナスの感情を生み出している。大人になった今、子どもの頃のようにはならない。

誰かに対して怒りの感情が浮かんでも、それを自分の未来に向けての活動に生かす方が建設的。

嫉妬心は自分が本当に求めているものを表している。自分が本当に望んでいるものを知るチャンス。