カボッチャマンブログ

映画、読書の感想、悩み事、楽しかったことなどいろいろ書きます。

読書感想「幸福優位の7つの法則」

おはこんにちは。

 

ショーン・エイカーさんが書いた幸福優位7つの法則を読んだので感想を書きます。

 

法則1 ハピネスアドバンテージ

幸福とは何か、答えは1つじゃない。

成功したら幸せになるのではなく、幸せにしていると成功する。多くの人が思っているのと順番が逆。

ポジティブ感情は、知的能力や創造性を増やすだけでなく、不安やストレスを軽減する。

瞑想する、意識して他人に親切をする、運動をする、何かを楽しみにする、他人と何かを共有する経験にお金を使うなど。

ネガティブの3倍ポジティブに注目するくらいでようやくバランスがとれる。

 

自分が幸福かどうか、ないものに目を向けずにあるものに目を向ければ、幸せに気付けるのかな。

不安を感じたときこそ、気分転換する行動をとって、物事に取り組む方が生産的なんだな。なかなか簡単にできることではないと思うけど、だからこそやることに意味があるんだような。

 

法則2 心のレバレッジ

てこの長さ:自分が持っていると信じる潜在能力や可能性

支点の位置:変化を起こさせる力を生じさせるマインドセット

の2つを変えることで何が可能か変わってくる。

 

支点

日々の行動をどうとらえているかが、その行動自体よりも現実を決定する

プラセボ効果:病気になった患者に砂糖の丸薬を治療薬だと伝えると、病気が治る(人間は自分が思ったことが現実になる)

仕事以外の余暇時間は無駄だと考える人もいるが、余暇時間を新しいことに取り組む時間、周りの人と交流する時間、自分を充電する時間と捉えれば、余暇時間の恩恵は大きくなる。

 

てこ

足りない能力ではなく、自分が持っている重要な能力のことを考える。過去に切り抜けてきた困難のことを考える。

どんな些細な仕事も自分の人生の目標にどうつながるかを考え、目標達成につながると思うまで、その仕事をやったらどうなるかを紙に書き続ける。

何かに挑戦するときに大切なことは、世界が固定したものだと考えるのをやめること。現実は相対的なものにすぎない。

 

自分の能力を伸ばすことはもちろん大切ですが、能力を変えなくても、物事に対する考え方、見方を変えるだけで、幸せになることができると気付きました。意味を感じられない仕事もたくさんありますが、今後はそう思ったときに紙に書き出して自分の目標にどうつながっているか考えたいと思います。

同じ事実なのに、自分より前向きにとらえられる人は、事実を客観的にとらえて変な焦りをすることなく、分析できているのかな。