カボッチャマンブログ

映画、読書の感想、悩み事、楽しかったことなどいろいろ書きます。

読書感想「夢をかなえるゾウ0」

おはようございます。

 

ここ最近は仕事が忙しく、職場の人間関係に悩んだりして、ブログを更新する元気がありませんでした。

やっと数日前から気持ちが落ち着いてきたので、久しぶりにブログを書きたいと思います。

 

いつもは1冊読み終わってから感想を書きますが、「夢をかなえるゾウ0」は最初の数十ページ読んだだけで、心に刺さることがあったので、書こうと思います。

 

夢をかなえるゾウはとても有名な本で、シリーズとして何冊か出ているというのは知っていましたが、最初の1冊目を読んだことがあるだけで、しかもあまり内容が心に刺さらなかった記憶があります。きっとメンタルが安定していた時に読んだからでしょうか。

夢をかなえるゾウ0は、そのシリーズの最新作で、読もうと思ったきっかけは、仕事の悩みをネットで打ち明けたときに、オススメしてくれる人がいたからです。

 

この本は、ガネーシャというゾウの神様が平凡な会社員を偉人にするまでを描いている本のようです。冒頭を読んだだけですが、そんな感じのようです。

主人公の会社員は、職場の上司からいわゆるパワハラを受けていて、仕事をやめたいと思っているけど、両親は今の会社に勤めていることを喜んでいるし、今の仕事をやめたら生活ができなくなるのではないかと不安を抱えている、相談できる人もいない、そんな状況です。

ある日、今日こそ課長に退職を申し出ると意気込んでみたものの、結局言えず、自販機に歩いていきます。そこで清掃員に扮したガネーシャと出会います。

ガネーシャはとても優しく相談に乗ってくれます。いろいろなやりとりがあるのですが、そこでガネーシャが言った言葉がとても心に刺さりました。

”人が生きる上で一番大事なことはな、本当につらいときに「助けて」と口に出して言えることやねんで”

この言葉がすごく良いなと思いました。

今まで勉強に熱心に取り組んで、レールから外れたことがなく、仕事も真面目にやってきた主人公にとっては、とても救いになる言葉だったと思います。

その後、ガネーシャのおかげで、主人公は会社をやめます。

私が今読んだのはここまでです。

 

私も今まで、周りが勉強しているから勉強する、周りが就活するから就活する、みんながそうしているから自分もやる、といったことが多かったなと気付きました。当然それが悪いというわけではありませんが、自分は本当はどうしたいのか、周りがやっているだけという理由でやっていることに意味はあるのか、と深く考えることは今までにあまりなかったと思います。

ここにきて、そんなことに気付きました。もっと早く気付いて、自分の人生について深く考えておけばよかったとも思いました。そんなことで後悔していても始まらないので、今からやろうと思います。

人生の大部分が仕事に支配されていましたが、もっと大きく見て、楽しいことに目を向けて、自分の人生を充実させていかないともったいないと思います。当然生きていく上でお金は必要です。ただ、上を見たらキリがないですし、他人と比べて落ち込んでいてもマイナスにしかならないので、自分の現状を受け入れて、楽しめることを探そうと思います。

仕事以外にも、結婚して子どもがいて、マイホームを持っている同年代の人を見て、自分はなんてダメなんだろうとか、あの人はカッコよくて頼りになりそうだなとか、あの人は良いクルマにのってるなとか、周りと自分を比較していても苦しくなるだけです。

そういうのを見て、どうやったら自分もそうなれるかを学び取ることも大切ですが、そもそも自分もそうなりたいのかを考えるのも大切なのかなと思います。

 

久しぶりにブログを書きましたが、気持ちの整理をするという意味でも良いものだなと感じました。

 

それでは。