カボッチャマンブログ

映画、読書の感想、悩み事、楽しかったことなどいろいろ書きます。

読書感想「もっといってはいけない」

おはようございます。

 

橘玲先生が書いた「もっといってはいけない」の感想を書きます。

 

まだ全部を読み切ったわけではありませんが、ゲイ遺伝子の話がとても印象に残ったので、このタイミングで書きます。

 

アメリカのゲイ遺伝子の研究でわかったこと

・ゲイ遺伝子はX染色体上にある

・ゲイ遺伝子を持つ女性はそうでない女性より多産

 

ゲイであれば、子孫を残すことができないため、その遺伝子は淘汰されるのが自然だと思います。ゲイ遺伝子をもつ女性が多産であれば、遺伝子を残せる可能性が高まるため、ずっと残っているというのが、研究での考えのようです。例として、男2人、女3人の兄弟が挙げられています。ゲイ遺伝子を持っているからと言って必ずゲイになるわけではないため、男2人のうち1人がゲイ、もう一人がゲイでないと仮定。男女ともに平均して2人の子どもを産むとすると5人兄弟の場合、10人の子どもが生まれる計算になります。ただ、1人がゲイだと2人分減り、生まれてくる子供の数は8人になります。ここで、ゲイ遺伝子をもつ女性が子供を3人産むとしたら、5人兄弟で合計11人の子どもが生まれ、生まれる子供の数が平均より多くなります。

ゲイ遺伝子が子孫を多く残せることに寄与しているため、いまでも淘汰されずに残っている。ゲイ遺伝子をもつ女性がなぜ多産なのかはわかっていないようです。妊娠しやすい、出産が楽、などが考えられますが、ゲイとはどういう人かを考えるとその答えがわかってきます。

男性から魅力的に見られる男性、この男性から魅力的に見られるという部分が女性にも当てはまるなら、男性からモテる女性は産む子供の数が多いというのは、とてもシンプルで納得のいく説明だなと思いました。

 

ゲイであることをカミングアウトした芸能人が最近いましたが、男性から魅力的に見られる要素を持っていたからこそ、人気になることができたのかなと、ふと思いました。

 

今日はここまで。

それでは。